Memory and cache settings
日付 | 2004/02/12 |
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ID | 31026 (英語原文参照) |
バージョン | 6.8 |
プラットフォーム | Mac & Win |
メモリとキャッシュ設定
必要以上にキャッシュ設定にメモリを割り付けることはまったく役に立ちません。また、メインメモリーに必要なメモリーを与えていないのは、さらに問題かもしれません。
キャッシュは読み込んだレコードおよびインデックスページを保持します。 4Dは、さらにキャッシュの中でトランザクションを維持します。しかし、トランザクションが大きくなりすぎる場合、それはテンポラリーファイル(一時ファイル)へ保存されるでしょう。 他のすべてはメインメモリーの中に保持されます。 フォームを表示するか、メソッドをロードするか、変数を作成するとき、メインメモリーからメモリーを使用します。
作成したプロセスの各々が要求するメモリーのおよそのサイズを知ることは重要です。 4Dはその2倍もしくは、4倍のサイズを使用します。
過負荷な状態や、非常に大きなデータ扱う場合、いくつかの拡張ブロックを加えてもよいでしょう。これは、集中的にメモリーの断片化を発生させることに留意してください。
インデックステーブルのサイズ、レコードサイズ、そして必要とされる平均的なキャッシュサイズを計算することができます。
ランタイムエクスプローラーはキャッシュのヒット率、何をロードしたか確かめるために使用する非常に良いツールです。低いパーセンテージは、キャッシュサイズが小さすぎることをしばしば示します。 一旦、メインメモリーおよびキャッシュの必要量を知れば、どれくらいの値が必要かを検討することができるでしょう。そして、マシンで利用可能なメモリー量を設定することができます。
任意のアプリケーションは、4Dも含めて2GBを超えることはできないことに留意してください。 仮想記憶の使用はパフォーマンス的に推奨されませんが、マシン上に十分なメモリーを持っていなければ、この選択をせざるを得ないでしょう。