リストによる入力制御
日付 | 2004/01/29 |
---|---|
ID | 31017 (英語原文参照) |
バージョン | 2003 |
プラットフォーム | Mac & Win |
フィールドに入力される値が有効なデータであることを確かめるためのスクリプトを記述しなくても、4Dにはある程度それに相当する仕組みが幾つか用意されています。
フィールドには、フォームエディタで選択リスト、指定リスト、除外リストのいずれかを割り当てることができます。フィールドオブジェクトに選択リストを割り当てることは、インスペクタでフィールドの項目選択を使用することとほぼ同じ意味を持ちます。オブジェクトプロパティでリストを割り当てた場合は、そのフォームで設定が有効ですが、ストラクチャレベルでリストを割り当てるとすべてのフォームでリストが使用されるようになります。
指定リストを使用すると、ユーザはどんな値でもタイプできますが、リストに含まれない値だと「範囲外の値です。」というアラートが表示されます。
除外リストを使用すると、ユーザはどんな値でもタイプできますが、リストに含まれる値だと「範囲外の値です。」というアラートが表示されます。
普通、指定リストと除外リストの両方を割り当てることにはあまり意味がありませんが、敢えてそうするのであれば、両方のリストに同じ値を含めないように注意してください。同じ値が含めれている場合、その値は範囲外になります。