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印影の表現

日付2014/08/06
ID14-006
バージョン13, 14
プラットフォームWindows, Mac

文章の上に印鑑をついた状態を表現するのは、とても簡単にできます。

まず用意するのは、透過情報(アルファチャンネル)を持った印影の画像です。例えば次のようなファイルを用意します。

印影

このファイルをフォーム上の変数の上に重ねて配置します。フォームをデザインするときには、印影の画像が一番手前になるようにオブジェクトの重なりを調整します。

フォームデザイン

これを表示/印刷すると・・・

実際の表示

とても簡単にできました。アルファチャンネルのある画像は、アルファチャンネルにある透過情報を使ってマスクされるので、透過部分は画像の下にある情報がそのまま表示されるのです。

ところで、印影の画像ファイルは、データベースフォルダ内にあるResourcesフォルダに入れて、それをフォームにドラッグアンドドロップすると、Resourcesフォルダ内のファイルの参照がイメージオブジェクトとして配置されます。イメージの実体はResourcesフォルダ内にあるファイルなので、将来印影が変わった時に印影のファイルを入れ替えるだけで、デザインを変更すること無く印影を返ることができます。Resourcesフォルダ内のファイルは、リモート接続したクライアント側でも参照可能です。Resourcesフォルダの詳しい使い方は、デザインリファレンスをご参照ください。