4D Japan Knowledge Base

パッケージ化したデータベースのデータファイルの名前と場所には制約があります

バージョン6.8.xでは、コンパイルし、エンジンを組み込んだデータベースは、4D PackageMakerを使ってソフトウェアパッケージにすることができます。パッケージ化するか否かは任意ですが、データベースをパッケージ化したい場合、データファイルの認識で2つの制限があることを知る必要があります。

制限：

1. データファイル名は、アプリケーション名と同じである必要があります。アプリケーション名が「MyApplication」の場合、データファイル名は「MyApplication.data」である必要があります。
2. データファイルはパッケージアプリケーションと同じフォルダに置く必要があります。

上記制限の1つでも満たされていない場合、データベースを再度起動した時、アプリケーションはデータファイルを見つけることができません。つまり、データベースを起動する度にデータファイルを選択しなければいけません。

4D 2003では、全てのコンパイル＆エンジン組み込み済みデータベースは内蔵コンパイラによって自動的にパッケージ化されます。しかし2003では上記の制限はありません。データファイルをどのフォルダにでも作成することができ、データファイル名を自由につけることができます。