共通の印刷設定を複数の印刷ジョブへ適用する
日付 | 2002/08/09 |
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ID | 02-967 |
バージョン | 6.7x and 6.8.x |
プラットフォーム | Windows and Mac OS |
この記事は、最新ではないバージョンに関連した方法について解説しています。
最新のバージョンでは推奨されていないか、または他の方法で簡単に実現できる可能性があります。
用紙サイズ、用紙方向、拡大縮小率、などはプリンタドライバー毎に異なる情報で、それぞれのドライバ毎にダイアログが用意されているものですが、プリントコマンドを実行する度にこのダイアログを操作するのが煩わしいことがあります。特に、1度設定した内容を複数の印刷ジョブで共通に使用したい時は、特にそうです。
しかし、4DのPRINT RECORD、PRINT SELECTIONコマンドは実行の度に、プリンタドライバへは新規の印刷ジョブを依頼しますので、前回の印刷設定(プリンタドライバダイアログで設定した内容)はリセットされてしまいます。
これを、リセットせずに継続的に連続したプリントジョブの実行に適用させる方法が有ります。
以下の様にプリント実行コマンドに追加パラメータとして“>”(大なり記号)を渡して下さい。
PRINT SETTINGS `印刷設定ダイアログ
If (OK=1)
OUTPUT FORM([Employees];"Detailed") `最初の印刷帳票を指定
PRINT RECORD([Employees];>) `最初にダイアログで設定した内容を適用
OUTPUT FORM([Employees];"Simple") `次の印刷帳票を指定
PRINT RECORD([Employees];>) `最初にダイアログで設定した内容を適用
OUTPUT FORM([Employees];"Output") `デフォルトの出力フォームへ戻す
End if