ユーザがカスタムメニューモードから抜けるのを妨げること
日付 | 2001/03/02 |
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ID | 01-535 |
バージョン | All versions |
プラットフォーム | Windows and Mac |
カスタムメニューモードを利用しているとき、Option+f(Mac)/Alt+F4 (Win)キーボードショートカットを使うと、カスタムメニューモードから4Dのユーザモードへ移行します。
利用者がユーザモードへ移行するのを許可したくない場合、次のような方法があります。
方法1
- 当該ショートカットをトラップするためにON EVENT CALLコマンドを利用します。ただしこのコマンドは、十分に検討した上で使うようにしてください。
- テーブル番号が1のテーブルにデフォルト出力フォームを定義してください。そしてそのフォームメソッドに、QUIT 4Dコマンドを記述します。
方法2
- 4Dのパスワードシステムを利用します。ユーザにプロジェクトメソッド(空でも良い)を割り付けておけば、ユーザモードに入る代わりに4Dが終了します。
- 4D v6.5で改良された機能として、データベースプロパティダイアログのデータアクセスタブから設定できるデフォルトユーザがあります。デフォルトユーザを定義した後、データベース起動時に4Dはパスワードを要求せず、デフォルト特権でそれに自動的にログインするようになります。さらに、パスワードエディターの中のデフォルトユーザにメソッド(空でも良い)を割り当てることで、カスタムメニューモードから抜けるのを防いでくれます。
関連情報
Tech Tip: デフォルトユーザ/パスワード