文字列の厳格な比較
| 日付 | 2018/08/07 |
|---|---|
| ID | 18-007 |
| バージョン | v13以降 |
| プラットフォーム | Win, Mac |
文字コードレベルで文字列の厳格な比較を行うとき、Generate digestコマンドを利用すると簡単に実現できます。
次の例題コードを実行すると、最初のアラートでは「同じだ!」と表示され、次のアラートでは「違うよ!」と表示されます。この手法は、メールアドレスなどワイルドカードを含む文字列の比較にも利用できます。
//文字列の厳格な比較
C_TEXT($text1;$text2)
$text1:="いしゃ"
$text2:="いしや"
If ($text1=$text2)
ALERT("同じだ!")
Else
ALERT("違うよ!")
End if
If (Generate digest($text1;MD5 digest)=Generate digest($text2;MD5 digest))
ALERT("同じだ!")
Else
ALERT("違うよ!")
end if
なお、文字列の厳格な比較を使ったクエリは、4D v17以降であれば、ORDAを使うことで簡単に行うことができます。
//メールアドレスの検索
$mail_address:=Lowercase($mail_address) //小文字に変換する
$result:=$menbers.query("email === :1";$mail_address) //登録されているアドレスはすべて小文字