ファイルパス関連まとめ(その2)
日付 | 2018/07/18 |
---|---|
ID | 18-005 |
バージョン | v17以降 |
プラットフォーム | Win, Mac |
ファイルパスからファイル名を取り出す、あるいはフォルダパスを取り出すことは、ファイル操作を行う際に必要になることがよくあると思います。これまでも記事で紹介してきた経緯があります。
- Tech Tip:あるパスの中からファイル名のみを抜き出す
- パス名からファイル名を取り出すメソッド(その2)
- パス名からファイル名を取り出すメソッド
- 与えられたファイルパスからファイル名を抽出する方法
- FAQ: 正規表現は使えますか
- ファイルパス関連まとめ
メソッドでファイルパスを取り扱うことも可能ですが、4D v17(正確には4D v16 R6)で新しく追加されたコマンドを使うと、簡単にファイルパスを取り扱うことができます。
新しいコマンド:Path to object
Path to objectでファイルパスをオブジェクト化すると、これまでメソッドで表現したのと同じことが、プロパティの値として表現されたオブジェクトとして取り出せます。ドット記法と併用することで、見やすく簡潔なコードとして記述できます。
例えば、こんな感じです。
$path_folder:=Path to object($filepath).parentFolder //フォルダパスを得る $file_name:=Path to object($filepath).name //ファイル名を得る $file_ext:=Path to object($filepath).extension //ファイルの拡張子を得る