CPU優先度オプションとは
日付 | 2013/08/22 |
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ID | 76446 (英語原文参照) |
バージョン | 12 |
プラットフォーム | Windows, Mac |
データベース設定にある「CPU優先度」オプションは、4Dアプリケーションが他のアプリケーションに制御を戻さない度合いを設定するものです。デフォルトでは、平均的な値が設定されています。
デフォルト値は推奨値です。CPU優先度の場合、デフォルトは4DがどれくらいのCPU時間を得るべきか、OSが算出した値に基づいた動作をするように設定されています。最新のOSは、マルチタスクで動作するように設計されています。アプリケーションがCPUを順番に使うためのOS向けの設定であるCPU優先度を設定しても、最新のOSでは最適にすることはできません。むしろ非デフォルト値を使うことにより、思いがけない負の影響を受けることになります。
例えば、CPU優先度を4D側にすることは、OS上で高いCPU時間(CPU使用率)を費やす結果になります。高いCPU時間が費やされていることで、データベースが高負荷状態になっていると思われるかもしれませんが、実際は4Dがより多くのCPU時間を得ようとした結果に過ぎません。