複数ウィンドウで問題に遭遇した時の対処
日付 | 2013/07/03 |
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ID | 13-005 |
バージョン | 13 |
プラットフォーム | Win, Mac |
Open form windowやOpen windowコマンドで新しく開かれたウィンドウで、問題になるようなケースと、その回避策について解説します。
ケース1:背後に回ってしまったウィンドウ
同じプロセスで複数のウィンドウを表示しているようなとき、後から表示したウィンドウが前面ではなく、別のウィンドウの背後に回ってしまったような場合、マウスカーソルが下記のように矢印ではなくなり操作できなくなることがあります。
このようなときは、背後に回ってしまったウィンドウを前面に持ってくるために、テンキー横のEnterキーを押してください。もしテンキーが無いときには、Escキーを代わりに押してください。すると、背後に回ってしまったウィンドウが前面に出てきて操作できるようになります。
ケース2:背後にあるウィンドウが操作できてしまう
DIALOGコマンドに*オプションを渡した時には、複数のウィンドウを同時に操作できますが、*オプションを渡していないのに複数のウィンドウが同時に操作できてしまうことがあります。もし最前面にダイアログを表示して、背後のウィンドウの操作を許したくないようなケースでは、色々と問題が出ると思います。しかし、そうした状況になるのは、そもそもプログラミングに問題があるからです。
その問題とは、アプリケーションプロセスを使っていることです。
アプリケーションプロセスは4Dの中で特別な存在で、基本的に運用で使ってはいけません。アプリケーションプロセスを使わないようにプログラムすることは重要です。