CLOSE WINDOWにはパラメータを渡す
日付 | 2012/09/19 |
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ID | 12-006 |
バージョン | 11, 12, 13 |
プラットフォーム | Win, Mac |
4DのCLOSE WINDOWコマンドにはパラメータがあります。このパラメータは省略する形式が用意されていますが、省略するべきではありません。
CLOSE WINDOWコマンドのパラメータを省略すると、そのプロセスの最前面にあるウィンドウを閉じますが、このときOSやプリンタドライバがウィンドウを表示していると、4Dが4Dのものではないウィンドウを閉じようとして問題が起きることがあるからです。
この問題は4D 2004以前でも発生する可能性はありますが、実際には4D 2004の実行速度が遅いために問題は表面化しません。
いずれにしてもCLOSE WINDOWを使う場合には、ウィンドウのリファレンスを渡して閉じるウィンドウを明示的に指定するべきです。
もし印刷時などに4Dアプリケーションに問題が起きるような時には、CLOSE WINDOWコマンドのパラメータが省略されていないかをチェックしてみてください。