エンジン版サーバーに対称プラットフォームの更新クライアントを組み込む手順
日付 | 2011/08/10 |
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ID | 76371 (英語原文参照) |
バージョン | v12 |
プラットフォーム | Mac/Win |
エンジン版のクライアントサーバーアプリケーションをビルドするときの手順は, 4D v11 SQLと4D v12では少し違います。具体的には, 自動アップグレード用のクライアントを用意する方法が変わっています。
4D v11 SQLの場合, 対称プラットフォーム(WindowsならMac OS X)のクライアントは, あらかじめMac OS Xでクライアントをビルドしてから, そのクライアントをWindowsにコピーし, ビルドダイアログでその場所を指定することが必要でした。
4D v12では, わざわざMac OS XでMac版のクライアントをビルドしなくても, 4D Volume Desktop.appをそのままコピーし, ビルドダイアログでその場所を指定できるようになりました。
もちろん, これはMacでWindows版のクライアントやサーバーがビルドできるとか, WindowsでMac版のクライアントやサーバーがビルドできるという意味ではありません。そうではなく, エンジン版サーバーがクライアント自動アップグレードを実行するためには両プラットフォームのファイルが必要であり, それをコピーする方法が少し変わったということです。