アプリケーションプロセスでABORTコマンドを使用してはいけない
日付 | 2011/01/26 |
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ID | 76238 (英語原文参照) |
バージョン | v12 |
プラットフォーム | Mac/Win |
ABORTは, エラーハンドリングメソッド専用のコマンドであり, ON ERR CALLでインストールされたプロジェクトメソッドの中だけで使用するべきコマンドです。定義済みのエラーが検出され, 呼び出されたエラーハンドリングメソッドでこのコマンドが使用された場合, エラーが発生されたメソッドの実行が中止されるだけでなく, そのメソッドを実行したプロセスも中止されます。
デベロッパーは, ABORTコマンドの実行プロセスを把握しているべきです。アプリケーションプロセスは中止できない以上, アプリケーションプロセスでは決してABORTコマンドをコールするべきではありません。
アプリケーションプロセスでABORTコマンドを実行すると, その後の動作に予測できない悪影響が及ぶ恐れがあります。