ピクチャの回転
日付 | 2010/10/27 |
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ID | 76187 (英語原文参照) |
バージョン | v11 |
プラットフォーム | Mac OS |
4D v11/v12にはイメージを回転させるコマンドが用意されていません。TRANSFORM PICTUREコマンドは, イメージを反転させたり, 変形させたりすることができますが, 回転はできません。ただし, Mac OSであれば, 多彩なイメージ操作をすることができます。
UNIXコマンドSIPS(scriptable image processing system)と4DのLAUNCH EXTERNAL PROCESSを組み合わせることにより, 単一のイメージ, あるいはフォルダ内のすべてのイメージファイルを加工することができます。詳細は, Appleのテクニカルノートに記述されています。
http://developer.apple.com/library/mac/#technotes/tn/tn2035.html
下記は, イメージを1度単位で回転させるメソッドです。
C_POINTER($Image_P;$1) C_TEXT($FileName_T;$2;$Script_T) C_LONGINT($Degrees_L;$3) $Image_P:=$1 $FileName_T:=$2 $Degrees_L:=$3 $FilePath_T:=Get 4D folder(Active 4D Folder)+$FileName_T WRITE PICTURE FILE($FilePath_T;$Image_P->) // v12 $scriptPath_T:=Convert path system to POSIX($FilePath_T) // v11 $POSIX_Path2_T:="/Volumes/"+Replace string($FilePath_T;":";"/") $Script_T:="sips -r "+String($Degrees_L)+" "+$scriptPath_T LAUNCH EXTERNAL PROCESS($Script_T) READ PICTURE FILE($FilePath_T;$Image_P->) DELETE DOCUMENT($FilePath_T)
大量のイメージをまとめて操作する場合, 下記のようにコマンドを使用する便利です。
sips -r 90 /Users/youraccount/Desktop/Folder/*.png
SIPSは, イメージの回転だけでなく, 画像フォーマットの変換などにも応用できます。