使用を控えるべき廃止予定コマンド
日付 | 2010/06/25 |
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ID | 76022 (英語原文参照) |
バージョン | v11 |
プラットフォーム | Mac/Win |
下記のコマンドは廃止予定であり, 現在は互換性保持のため暫定的に残されています。
Deactivated Activated In Header In Break In Footer Before During After Outside call
4D v6以来, 該当するイベントはForm Eventコマンドで処理できるようになりました。
廃止予定コマンドは特定の条件でTrueを返したので, Case ofまたはIf文の条件に掲げるのが一般的でした。
If(Activated) ORDER RECORDS BY([Parents];[Parents]Children;>) ` ... End If
Form eventもCase ofまたはIf文で判別する点は同じですが, イベントを定数で判別する点が異なります。
If(Form event=On Activate) ORDER RECORDS BY([Parents];[Parents]Children;>) ` ... End If
廃止予定コマンドとForm event定数の対応関係は下記のとおりです。
廃止予定コマンド中, , BeforeとDuringはフォームイベントとの関係が一対一ではなく, 複数のイベントでTrueを返します。
下記の特殊な表記は, 単一のフォームイベント定数に対応します。
Form eventコマンドを使用すれば, より的確にイベントを処理することができますが, 古いバージョンのコードは, 文脈によってさまざまなフォームイベントにマッピングされる必要があるので, 書き換えは慎重に検証を重ねながら実施するようにしてください。