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SELECTION TO ARRAYの最適化

日付2010/03/29
ID76008 (英語原文参照)
バージョン11
プラットフォームMac & Windows

4D v11 SQLでは、SELECTION TO ARRAYコマンドのパフォーマンスがサーバークライアント環境で改良されています。第一に、ピクチャ配列が含まれている場合のパケットサイズが最適化され、転送速度が短縮されました。第二に、おおきな配列であったとしても、一度のすべてのデータを転送しないようになりました。以前のバージョンでは、たとえば、100,000要素の配列群を転送する際、200MB(キャッシュ外の領域)がサーバー側で使用されることがありました。これは、仮に20ユーザーが同時にそのような操作を実行した場合、サーバーに深刻な負荷が発生することを意味します。v11のSELECTION TO ARRAYコマンドは、10MBのブロックにこれを分割するため、4D Serverのヒープを過剰に消費することがないように工夫されています。