レコードの存在を確認する方法
日付 | 2010/02/15 |
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ID | 10-007 |
バージョン | 11 |
プラットフォーム | Win, Mac |
ある値を持ったレコードの存在を確かめたい時、4D 2004以前のバージョンでは、レコードスタックとセットや命名セレクションなどを組み合わせてプログラムしなければなりませんでした。
4D v11 SQLの場合、SET QUERY DESTINATIONコマンドを利用して、カレントセレクションやカレントレコードを壊さずに特定のレコードの有無を確認することが、簡単に行えます。
次のプログラム例は、商品テーブルのレコードを調べて、既に商品コードが存在するかどうかを検査するものです。
$code:="A001" SET QUERY DESTINATION(Into set ;"$TEMPSET") QUERY([SHOUHIN];[SHOUHIN]CODE=$code) If (Records in set("$TEMPSET")#0) ALERT("登録済み:"+$code) End if CLEAR SET("$TEMPSET") SET QUERY DESTINATION(Into current selection )
このプログラム例が、カレントセレクションやカレントレコードを壊さないところに注目してください。