SSLを有効にしたサーバーにPTHファイルで接続する
日付 | 2010/01/13 |
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ID | 10-001 |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac/Win |
4D Clientを起動すると、4D Serverへの接続ダイアログが起動され、そこで接続ファイルを保存することができます。接続ファイルにはサーバーへのパス、ユーザー名、そしてパスワードを記録することができるため、そのファイルを4D Clientで実行すれば接続ダイアログなしでサーバーに接続できます。
しかしバージョン2004には、SSLが有効なときに作成した接続ファイルが正しく動作しないというバグがあります。SSLが有効なサーバー、つまりサーバー名の先頭に"^"が付加されたデーターベースを選択して作成した接続ファイルを実行すると、「-10002: このデーターベースは使用できません」のエラーが返されます。
注:v11の4DLinkファイルではこの問題はありません。
ここではこの現象を回避する方法を説明します。以下の手順に従い接続ファイルを作成してください。
- SSLとパスワードシステムが有効にされた4D Serverに、4D Clientから接続します。
- メソッドを作成し、CHANGE CURRENT USERを引数なしで呼び出します。
- 作成したメソッドを実行します。接続ダイアログが表示されます。
- この接続ダイアログ内で、接続ファイルを作成します。
- 4D Clientを終了します。
- 作成した接続ダイアログを4D Clientで開きます。
この手順で作成した接続ファイルでは、-10002のエラーは発生しません。