カレントセレクション表示のリストボックスのハイライト
日付 | 2009/10/28 |
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ID | 09-061 |
バージョン | 11 |
プラットフォーム | Win、Mac |
4D v11 SQLでは、リストボックスで配列以外にSQL文の結果はもとより、直接カレントセレクションや命名セレクションを表示できるようになりました。さらにカラムに式を組み込むなど、簡単にリストを作成することができるようになりました。サブフォームのようなデザインを凝ることはできませんが、サブフォームよりも簡単にリストをフォーム上に表示することができます。
カレントセレクションまたは命名セレクションをリストボックスに表示しているときのハイライト行の制御は、これまでの配列のときとは違い「ハイライトセット」と呼ばれる特別なセットを使います。このハイライトセットは、リストボックスのプロパティとして設定できます。
例題
次のコードはリストボックスに表示したセレクションから特定のレコードを探してハイライトします。この例題のハイライトセットは「ListBoxx_HGset」と設定してあります。このコードがSET QUERY DESTINATIONを使って、既存のセレクションを壊さないところも注目してください。
REMOVE FROM SET([Table_1];"ListBoxx_HGset") SET QUERY DESTINATION(Into set ;"ListBoxx_HGset") QUERY SELECTION([Table_1];[Table_1]Field_2=Variable) SET QUERY DESTINATION(Into current selection )