修復後、ログファイルの扱いは慎重に
日付 | 2009/06/26 |
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ID | 75805 (英語原文参照) |
バージョン | 11 |
プラットフォーム | Mac & Win |
MSCは、データファイルの修復ができます。しかし、データログファイル(.journal)を使用している場合、修復の後は慎重に物事を扱う必要があります。
データファイルの修復後、以前の.4DDファイル(データ)、4DIndxファイル(インデックス)および.journalファイル(ログ)は、どれもバックアップフォルダに移動されています。修復によって作り直されるのは、4DDファイルだけです。インデックスは、次にデータベースを起動した後に作成されます。ログファイルを使用していたデータファイルを修復し、データベースを起動すると、4Dはログファイルがみつからないと述べます(ログファイルの場所は修復によって移動されたからです)。このとき、新しいログファイルを作成するか、ログファイルの場所を指定して開く機会があります。
その意味と影響を正確に理解しているのでない限り、絶対に新しいログファイルを作成することはしないで下さい。特にバックアップを使用する可能性がある場合、これは極めて重要なことです。バックアップは、昔のアーカイブを復元し、順番どおりにログファイルを統合することによって実現するメカニズムです。ひとつでもログファイルが欠落すれば、バックアップは失敗です。
ログファイルが破損していると疑われるのでない限り、復元によって移動されたログファイルは、.4DDファイルと同じ階層に戻すのが良いでしょう。もちろん、「開く」ダイアログで移動されたログファイルを指定しても同じですが、それは恐らく混乱を招くので避けたほうが賢明です。