v6.7で4DTransporterが不要な場合
日付 | 2001/02/23 |
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ID | 01-529 |
バージョン | v6.7 specific |
プラットフォーム | Windows and Mac |
4th Dimensionバージョン6.7から、WindowsからMacOSへ、またはその逆へデータベースファイルを直接移すことができるようになりました。それにより4D Transporterを使わずにトランスポートすることもできます。ストラクチャ(コンパイル済かそうでないかに関わらず)とデータファイルにのみ当てはまることに注意してください。
○MacからWindows
Mac OS で作成されWindows のボリューム(NTFS フォーマットのみ)にコピーされた4Dデータベースは4th Dimension Windows 版で直接開くことができます。
4D アプリケーションがリソースフォークファイルとデータフォークファイルに分割します。
注:NTFS はWindows NT4 もしくはWindows 2000 でのみ可能なファイルシステムです。他のファイルシステムからNTFS を使用するにはボリュームを再フォーマットする必要があります。
Windowsにコピーされたファイルには拡張子がありません。従ってオープンファイルダイアログボックスで「*」を選択してください。また、これらのファイルはダブルクリックで開くことができません。
○WindowsからMac
同様に、Windows で作成されMac OS にコピーされたデータベースはトランスポートなしに直接4th Dimension MacOS 版で開くことができます。ファイルをオープンすると4Dは以下の処理を実行します。まず、.4DB 、.4DD 、.4DC ファイルを開き、それぞれに対応する.RSR 、.4DR ファイルを検索します。見つかった場合ダイアログボックスが表示され、それらのファイルが適合するものかどうか確認を求めます。
一度ダイアログボックスにより確認されると、リソースとデータフォークを結合します。
Mac OS では、おなじ.RSR ファイルが2つのデータフォーク(.4DB 、.4DC)に使用されていないかをチェックします。使用されている場合、ファイルを結合する前にプログラムが.RSRファイルを複製します。