Windows Server 2008でアプリケーションを自動的に起動するもうひとつの方法
日付 | 2009/06/08 |
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ID | 75714 (英語原文参照) |
バージョン | 11.4 |
プラットフォーム | Win |
Windows Vista以降、サービスとして実行されているアプリケーションはデスクトップとの対話が許可されなくなりました。基本的にVistaリリース以降のWindowsはすべてこの原則が適用されます。
http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb203962(VS.85).aspx
簡易的な回避策としては、サーバマシンにリモートクライアントを接続し、管理ウインドウを表示してサーバを管理することができます。
別の方法としては、サービスとして起動すること自体を見直し、代わりに次のようなアプローチをとることができます。
1. 自動的にログインするユーザを設定します。
2. 4Dと目的のデータベースが起動するように、4DLinkを開くバッチファイルを作成します。
バッチファイルの内容は次のように記述することができます。
"C:\4D v11 SQL Release 4 Custom\4D Server\4D Server.exe" "C:\autostart.4Dlink"
autostart.4Dlink ファイルは次のような内容に書き換えます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?><database_shortcut structure_file="file:///D:/4D/myApp.4DC" data_file="file:///D:/4D/myApp.4DD"/>
3. セキュリティに配慮し、加えてワークステーションをロックしても良いでしょう。スタートップフォルダに次のようなバッチファイルを作成するか、レジストリを設定することにより、このことを行なえます。
バッチファイルの内容は次のように記述することができます。
rundll32.exe user32.dll, LockWorkStation
データベースはサービスとして実行されるわけではありませんが、自動的に起動し、セキュリティのためスクリーンはロックされます。