Windows Vista上で4D Serverをサービスとして登録する方法
日付 | 2009/05/08 |
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ID | 75056 (英語原文参照) |
バージョン | 11 |
プラットフォーム | Win |
Windows Vistaで、4D Serverの「サービスとして登録する」メニューを有効にするために、管理者権限のユーザとして起動する必要があります。これは管理者権限のユーザでログインすることはもちろんですが、その他に設定を行う必要があることを意味します。
設定方法
- 起動前に4D Server.exeを右クリックして表示されるコンテキストメニューから「管理者として実行...」を選択
- もしくは常に管理者権限で動作できるように次のプロパティを設定
- 4D Server.exeを右クリックしてコンテキストメニューから「プロパティ」を選択
- 「互換性」タブを選択
- 「管理者としてこのプログラムを実行する」を有効にする
- 「OK」ボタンを押す
続いて、Windows Vista上のサービス起動中に4D Serverの管理画面が見えるようにするためには、次の作業を行ってください。
- Windowsのコントロールパネル(クラシック表示) > 管理ツール > を開く
- リスト中の当該4D Serverを右クリックしてコンテキストメニューから「プロパティ」を選択
- 「デスクトップとの対話をサービスに許可」を有効にする
- 「OK」ボタンを押す
サービスで起動しているしているときには、必ずこのWindowsサービスマネージャを使って、停止または起動を行わなければなりません。
4D Serverをサービスとして起動したときには、Windows Vistaが「対話型サービスダイアログの検出」というダイアログを表示します。このダイアログには「プログラムからデスクトップにメッセージを表示できません」というメッセージが表示されています。このダイアログで「メッセージを表示する」オプションを選択すると、4D Serverの画面を表示することができます。
4D Serverの画面からデスクトップに戻る時には、「対話型サービスダイアログの検出」というダイアログが見えるように4D Serverのアプリケーションウィンドウを移動し、そのダイアログにある「今すぐ戻る」ボタンを押してください。
追加情報
4D v11 SQLでは、リモート接続した4Dから、4D Serverの管理画面を表示することができます。また、サービスとの対話に使われるデスクトップは、通常のデスクトップとは異なるものです。
サービスのプロパティ「デスクトップとの対話をサービスに許可」オプションは、テスト目的に使用するには便利ですが、運用には向かないかもしれません。