条件分岐にChoose文
日付 | 2009/04/02 |
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ID | 09-030 |
バージョン | 11 |
プラットフォーム | Win, Mac |
4D v11 SQLで新しく導入されたChoose文は、C言語やJavaScriptで親しまれている条件分岐のための演算子"?:"に似ています。この演算子は、次のようなシンタックスを取るものです。
条件 ? 式_1 : 式_2;
上記の例では、"条件"が最初に評価され、その値がTRUE (nonzero)であれば"式_1"が評価され、その値が記述全体の返り値になります。"条件"がFALSE (zero)であれば、"式_2"が評価され、その値が記述全体の返り値になります。
4DのChoose文は、これに似ていますが、"条件"にブール式だけでなく、整数式も受け入れる点がより柔軟であり強力です。つまり、"条件"が整数を返す式であれば、その値により、0, 1, 2...n番目の式が評価され、記述全体の返り値になります。
また、"?:"と同様、Choose文にChoose文を組み込むこともできます。
C_LONGINT($Result_L) $Result_L := Choose( 103 % 100 ; 0 ; 1 ; 2 ; Choose( 101 % 100 ; 9 ; 8 ; 7 ; 6 ) ; 4)