Mac OS XでWebサーバを開始するHelperTool
日付 | 2008/10/17 |
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ID | 08-037 |
バージョン | |
プラットフォーム |
Mac OS XでWebサーバを開始する場合、0から1023までの予約されたポート番号を使用するアプリケーションを起動するには、マシンrootユーザであることが要求されています。
2004以前のバージョンでは、一時的なrootセッションでWebサーバを起動するという回避策が取られていました。Mac OS X 10.5 (Leopard)の強化されたセキュリティにより、この方法はもはや利用できなくなりました。
4D v11 SQL Release 2 (11.2)以降、ポートを開くために専用のアプリケーションが用意されています。HelperToolと呼ばれるそのアプリケーションは、必要なアクセス権限が組み込まれており、1024よりも低いポート番号をはじめて開こうとしたときにインストールされるようになっています。通知ダイアログが表示され、ユーザは管理者の名前とパスワードの入力を求められます。この作業は一度だけ行なわれます。
アプリケーションは、com.4D.HelperToolに名前が変更され、Library/PrivilegedHelperToolsフォルダにインストールされます。
このオプションが利用できるOSの最低バージョンはMac OS X 10.4.6です。それよりも古いバージョンでは、他の解決策(ポートフォワーディングなど)が必要です。