「自動インクリメント」プロパティ
日付 | 2008/10/17 |
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ID | 08-033 |
バージョン | |
プラットフォーム |
4D v11 SQL Release 2では、一意(ユニークで重複しない)レコードIDを発行する新しいフィールドプロパティが設けられました。このプロパティが有効にされたフィールドは、新しいレコードが作成されると自動的にインクリメントされた値が割り振られます。この値はデータベースエンジンによって管理されており、ユーザの操作あるいはプログラミング、いかなる方法を用いても変更することができません。変更を試みた場合、エラーが返されます。
「自動インクリメント」プロパティが設定されたフィールドに代入された値は恒久的なものであり、たとえレコードが削除されたとしても再利用されません。トランザクション中に値が割り振られ、トランザクションがキャンセルされた場合、やはり値は再利用されません。
このプロパティが設定できるフォールドタイプは、整数、倍長整数およびInteger 64bitsです。対応するSQL属性はAUTO_INCREMENTであり、SQLランゲージでも設定することができます。
「自動インクリメント」プロパティを設定するには、ストラクチャエディタのインスペクタを使用します。