コンパイラディレクティブーその1
日付 | 2008/09/10 |
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ID | 08-027 |
バージョン | 2004以降 |
プラットフォーム | Mac / Win |
コンパイラディレクティブをコメント分として任意のメソッドの任意の箇所に記述することにより、コンパイル時に特定の警告を出さないように指示することができます。
たとえば次のようなメソッドを記述していたとします。
C_POINTER($1;$2) COPY ARRAY($1->;$2->)
これは正しいタイプのポインタが渡される限り安全なコードですが、コンパイラはその確証ができないため、次のような警告を発行します。(コンパイルは成功します。)
COPY ARRAYコマンド中にポインタが存在します。(518.1)
518.1はこの警告のIDです。コンパイラディレクティブを使用することにより、この警告がでないようにすることができます。具体的には、任意のメソッド(COMPILER_...メソッドがもっとも適切です。)に次のようなコメント分を記述すれば、上記のコードを警告の対象から外させることができます。
`%W-518.1