On Startupメソッドのリカバリ
日付 | 2008/01/11 |
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ID | 08-001 |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac & Win |
4th Dimensionで開発中にデータベースメソッドの「On startup」に取り返しのつかないプログラムを書いてしまった時、そのストラクチャでの開発が不可能になったと考えるかもしれません。例えば「QUIT 4D」を記述してしまったような時です。しかし、思いもよらぬ方法で回復できます。
まず4D Serverを手に入れて起動してください。4D Serverのライセンスを持っていない時は、デモモードで起動します。4D Serverが起動したなら、「実行」メニューから「ランタイムエクスプローラ...」を選択します。そして表示されたランタイムエクスプローラ画面にある右端のタブ「キャッチ」をクリックします。ここにOn Startupに記述した最初のコマンドを設定します。設定するためには、処理中断コマンドリスト領域上で右クリックして表示されるコンテキストメニューからコマンドを選ぶか、一番左上にある追加ボタンをクリックして記述します。問題のコマンドが「QUIT 4D」なら「QUIT 4D」を指定しても結構です。そして4D Serverを終了します。
再び4th Dimensionで起動したときデバッガが表示されますので、そこで「アボート」ボタンを押せば「On startup」メソッドをキャンセルできます。後は正しい記述にすれば、最新のストラクチャを再び手に入れられます。