4Dのフォームを利用したテキスト読み込み
日付 | 2007/08/01 |
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ID | 47017 (英語原文参照) |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac & Win |
4Dにデータの読み込みを行う際、役に立つのがエラーや冗長検査を行うメソッドの実行です。標準のユーザモード読み込み機能では、一見したところではメソッドを実行できないと思うかもしれません。しかしユーザモードでデータを読み込むときでも、メソッドの実行は可能です。
フォームを使用したデータの読み込みでは、メソッドの実行が可能です。例えフォームが使用されていない入力フォームであっても、フォームイベント経由のメソッドであってもメソッドは実行されます。
フォームを使用したデータの読み込みは、読み込みダイアログの「フォーム」タブをクリックしたページで指示します。
選択されているテーブルに属したフォームのリストが表示され、読み込みを行うフォームを選択することができます。データは、フォームの入力順序に従ってフィールドに読み込まれます。フォームのボタンは評価されず、入力可能な変数とフィールドが評価されます。フォームメソッドと変数およびフィールドに記述されたオブジェクトメソッドは、各レコードが読み込まれる際に実行されます。しかしメソッドの実行結果はプレビューエリアに反映されないのでご注意ください。また、フォームを読み込みで使う場合には、次の点にもご注意ください。
- データのカラムの読み込み順は、フォームの入力順序に従う
- フォームにあるフィールドと変数がテキストファイルのカラムよりも少ない場合、余分なカラムは無視される
- 読み込みのため使用されるフォーム上にあるボダンとサブフォームオブジェクトは無視される
上記のような理由から、読み込み専用に使用するフォームの作成をお勧めします。フォームを使用したデータの読み込みに関する更に詳しい情報は4Dユーザリファレンスをご参照下さい。
こちらからダウンロードすることができます。
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