4D Japan Knowledge Base

メニュー項目の「終了」とクローズボックス

４DアプリケーションのMDI（Multiple Document Interface）ウィンドウの右上にあるクローズボックスは、「ファイル」メニューの項目「終了」と連結しています。つまり、この項目は標準アクションの「終了」が設定されていなければなりません。つまりクローズボックスをクリックすることで、４Dアプリケーションのアクティブメニューバーが、アプリケーションを閉じることが可能であっも不可能であっても機能するのです。

ファイルメニューまたは終了メニュー項目が存在しないメニューを使っている時には、クローズボックスを使用することによってアプリケーションを終了することはできません。グレーアウトされることもありませんが、押してもエラーメッセージが表示されることもなく、何の反応も返しません。このような状態の時でも、クローズボックスの隣にある最小化ボタンおよび最大化ボタンは、影響を受けることは無く普通に利用できます。

確実にクローズボックスを４Ｄの終了として動作させるためには、ファイルメニューの標準アクションによって全てのメニューバーから「終了」メニュー項目が必ず選択できるようにしておく必要があります。