データファイルにWebコンテンツを保存
日付 | 2007/08/24 |
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ID | 46714 (英語原文参照) |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac & Win |
もしもWebコンテンツファイルを保存する場所をお探しなら、検討すべき場所として4th Dimensionのデータファイルをお忘れになっていませんか。Webコンテンツファイルをデータファイルへ保存すると、いくつかの利点を享受できます。
- Webフォルダにファイルが存在しないため、Webサーバが受信する全てのURLリクエストが「間違ったURL」として処理されます。そのためOn Web Connectionデータベースメソッドが作動するので、Webサーバが受信するリクエストのコントロールが確実に行えます。
- 別のマシンへとデータベースを移行する際に、全てのファイルがデータファイル内部に存在するため、不要なフォルダを一緒に移してしまう懸念がありません。
- ファイルを改ざんされる可能性は、ほとんどありません。例えば、何者かによってファイル名を変更されたため、エラーページや誤ったページが表示されるような事態には成り得えません。
しかし良いことばかりではありません。次のような可能性のある問題も十分に検討する必要があります。
- Webフォルダにはファイルがないので、URLを解析して要求されたファイルが有効か判定してファイルをロードしブラウザに返すためには、大量のコードを書く必要があります。ファイルをブラウザに返すために最も頻繁に使用するコマンドは、SEND HTML BLOBかもしれません。
- ファイルをWebフォルダに置いたときと比べて、HTMLファイルの修正は不便になります。