Tips

MacOS で選択できない4Dファイル

日付2007/02/23
ID45072 (英語原文参照)
バージョン2004
プラットフォームMac OS X

4Dのファイル選択ダイアログで、例えば4Dのデータファイルやログファイルを選択しようとしている時、選択したいファイルが灰色に表示されて選択できないことがあるかもしれません。

これは MacOS のファイルが持つファイルタイプとクリエータコードという、2つのメタ情報と関連があります。下記に示したURLは、この問題に関してアップル社が提供している情報です。

http://docs.info.apple.com/article.html?artnum=55381

4Dファイルのファイルタイプまたはクリエータコードが正しくない時、ファイル選択ダイアログて選ぶことができなくなります。例えば、SMBを利用して、Windows から MacOS にファイルを転送した時に、この情報は失われてしまいます。

この問題に直面した時、正しいファイルタイプやクリエータコードに修正する必要があります。

ファイルタイプやクリエータコードを編集することができる多くの編集ツールがあります。そうした編集ツールが手元にあれば、作業は簡単です。もし正しいファイルタイプやクリエータコードが判らないような時でも、4Dで新規データベースを作成して、編集ツールでチェックすることができるでしょう。

4D 2004.5 仕様:

追加情報

4D 2004.5 においては、正しくないファイルタイプやクリエータコードのファイルであっても、直接開く方法が用意されてます。ファイル選択ダイアログ上に「選択対象」ポップアップメニューがあり、このポップアップメニューにて「読み込み可能な全ての書類」を選択してください。この選択によりファイルタイプやクリエータコードを無視して読み込む事ができます。ただし4Dの動作上重要なファイルを選択するような時には、この方法が使えないことがあります。

どうしてもメタ情報を書き込まないとファイルが開けない時には、MacOSのコマンドを使いメタ情報を書き換えてください。なお指定するファイルパスはご自身の環境に合わせてください。

正しく設定できたかを確認する為には、次のようにします。