アプリケーションをビルドするための XML キー
日付 | 2006/12/13 |
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ID | 44848 (英語原文参照) |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac & Win |
バージョン 2004 の Developer Edition と Server Developer Edition をお使いのとき、アプリケーションビルド機能を使うことができます。そのアプリケーションビルド機能には「コンパイル済みデータベースをビルド」と「スタンドアロンアプリケーションをビルド」の選択肢があります。アプリケーションビルドダイアログには、次のように表示されます。
ところでアプリケーションビルドダイアログは、4D 2004 でアプリケーションをビルドする唯一の方法ではありません。BUILD APPLICATION コマンドでも同じようにビルドすることができます。このコマンドは、単純にアプリケーションをビルドするだけでなく、カスタマイズしたプロジェクトファイルを作成して、それを用いたビルドを行うことなど応用できます。
プロジェクトファイルは、アプリケーションを構築するときの設定を XML ファイルとして保存されたものです。アプリケーションビルドを使うとき、その設定を保存するために自動的に作成されます。この時、プロジェクトファイルは次のパスに生成されます。
- ストラクチャのフォルダ/Preferences/BuildApp/BuildApp.XML
プロジェクトファイルには、アプリケーションビルドダイアログでは扱えない設定も含むことができます。そのようなカスタム設定をプロジェクトファイルに保存したときには、アプリケーションビルドダイアログの仕様には注意が必要です。アプリケーションビルドダイアログが扱うことのできない設定は、「適用」または「ビルド」ボタンを押したときに消えてしまいます。
もしプロジェクトファイル内で定義した XML キーを使って特別なアプリケーションを生成しようとするのであれば、ダイアログを使わずに BUILD APPLICATION コマンドを使わなければなりません。必要なら独自に作成した BuildApp.xml ファイルを利用することもできます。
次のメソッド例は、プロジェクトファイルを用いてアプリケーションをビルドします。
XML キーに関する情報は、ドキュメントダウンロードページからダウンロードできる「4D XML Keys Build Application」をご参照ください。