4D Client バージョン6.0.xと6.5.xを同一のマシンで使用する
日付 | 2006/09/26 |
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ID | 4584 (英語原文参照) |
バージョン | 6.5 |
プラットフォーム | Mac & Win |
バージョン6.5よりも前のバージョンでは、TCPおよびipxネットワークコンポーネントのデフォルトポートがそれぞれ14566、1234でした。バージョン6.5では、TCPおよびipxプロトコルはいずれもポート19813番を使用するようになりました。4D Client バージョン6.0.xと6.5.xを同一のマシンで使用する場合、各バージョンのポート番号が競合しないようにしてください。そのようにすれば、4D Client同士の衝突を割けることができます。この点は、とりわけ同一のネットワークコンポーネントを共有している場合に重要です。
いずれか一方のポート番号を変更すれば充分です。
サーバマシン:
1. tcp.optファイルを4D Customizer Plusで開きます。tcp.optファイルは、Windowsマシンの場合、サーバマシンの「Winnt¥Aci」フォルダ、Macintoshの場合、サーバマシンの「System Folder:Preferences:Aci」フォルダに置かれています。
2. 環境設定アイコンをダブルクリックします。
3. ネットワークコンポーネントを選択し、ポート番号を入力します。
クライアントマシン:
1. tcp.optファイルをコピーし、4D Clientの実行形式ファイルと同じフォルダに置きます。(各バージョンの4D Clientは別々のフォルダに配置してください。)
2. tcp.optファイルを4D Customizer Plusで開きます。
3. 環境設定アイコンをダブルクリックします。
4. ネットワークコンポーネントのポート番号をサーバ側の設定に合わせます。
4D Customizer Plusリファレンスの第7章「TCPネットワークコンポーネントのカスタマイズ」をご覧ください。
注記:サーバとクライアントの使用するネットワークコンポーネントのバージョンは揃えておくことが推奨されています。
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