半透明イメージをピクチャボタンに使用する
日付 | 2006/09/18 |
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ID | 06-002 |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac & Win |
4th Dimension 2004では、半透明のイメージでピクチャボタンが作成できます。半透明のイメージをボタンとして使用するには、以前のバージョンと同じ要領で4ステートのピクチャボタンを作成し、ボタンピクチャにリソースを使用する必要があります。
たとえば、次のようなピクチャボタン(標準/クリック/ロールオーバ/DISABLE)を作成したいとします。影の部分は半透明のイメージです。
影の部分を半透明にするためには、2枚のピクチャを用意する必要があります。1枚目のピクチャは通常のボタン画像、2枚目のピクチャはマスク合成用の画像、つまり半透明部分のピクチャです。したがって次のようなピクチャを作成することになります:
このピクチャは、それぞれのボタンステートに対応するアイコンイメージです。(影に相当する部分は黒く塗りつぶされています。)
このピクチャは合成するマスクです。アイコンに相当する部分は、100%の黒、つまり完全に透明です。灰色にみえる部分は、半透明なので影として表現されます。
作成したふたつのイメージは、同じIDを持つリソースとして登録します。アイコンはPICTリソース、影の部分はMASKリソースとして保存します。(リソースレベルではMASKとPICTは同じタイプです。)
Macintoshの場合、リソースエディタ(Resorcerorなど)でリソースを編集することができます。Windowsの場合、SET RESOURCE、SET PICTURE RESOURCEコマンドを使用します。
結果はこのようになります。(影の部分が半透明になっている点に注目してください。)