クイックレポートのフォーミュラでメソッドやコマンドを使用する
日付 | 2006/09/11 |
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ID | 35405 (英語原文参照) |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac & Win |
クイックレポートエディタは、メソッドやコマンドにアクセスするためのインタフェースとしてフォーミュラエディタを使用しています。
4D 2004では、フォーミュラエディタの動作に変更が加えられ、プロジェクトメソッドやコマンドの使用が制限されるようになりました。この変更により、データベースのセキュリティをより強化できるようになりました。
Designerでログイン、または環境設定の互換性オプションを使用したとき
一般ユーザでログインしたとき
一般ユーザは、一部の関数、あるいは明示的に許可されたプロジェクトメソッドだけをフォーミュラに含めることができます。表示されないコマンドについては、許可されたプロジェクトメソッドを通して実行することができます。
プロジェクトメソッドは、プロセスごとに明示的に許可する必要があります。フォーミュラエディタにおけるプロジェクトメソッドの使用を許可するには、新規プロセスを起動した後、次のようなコードを実行してください。
フォーミュラエディタに表示されないコマンドについては、プロジェクトメソッドの中から実行することができます。なお、カレントプロセスで許可されているプロジェクトメソッドのリストは、GET ALLOWED METHODSコマンドで取得することができます。
カレントプロセスでSET ALLOWED METHODSコマンドが実行されていない場合、GET ALLOWED METHODSコマンドは要素のない配列を返します。
データベースをバージョン2004にアップグレードする場合、なるべく環境設定の互換性オプションを使用せずに上記の原則を当てはめるようにしてください。