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Mac OS Xに4D for OCIをインストールする

日付2006/06/27
ID43426 (英語原文参照)
バージョン2004
プラットフォームMac OS X

Mac OS Xマシンで4D for OCIプラグインを使用するためには、Oracle Clientがインストールされている必要があります。この点はWindowsも同じですが、Mac OS XにOracle Clientをインストールする方法はサポートされていないため、状況はいくらか複雑です。(インストール指示はMac OS X Server用に提供されています。)Mac OS XにOracle Clientのフルバージョンをインストールしようとすれば、かなり複雑な手順が必要です。

4D for OCIプラグインを使用することだけが目的であれば、必要最低限のファイルだけをインストールすることによって手順を簡略化することもできます。

ここではOracle 10g ClientおよびOracle 8.1.7 Clientをインストールする手順を取り上げます。


Oracle 10g Instant Clientのインストール:


OCIライブラリをMac OS Xにインストールする場合、Oracle 10g Instant Client for Mac OS Xが利用できます。ソフトウエアは次の場所からダウンロードできます:

http://www.oracle.com/technology/software/tech/oci/instantclient/htdocs/macsoft.html

ここで必要なファイルはinstantclient-basic-macosx-10.1.0.3.zipです。(より新しいバージョンが提供されていれば、同じ方法でそれらが利用できるかもしれませんが、このTipsは特定のバージョンを前提として記述されていることに留意してください。)

4D for OCIのためにInstant Clientをインストールする方法:

NOTE:ターミナルコマンドは大文字と小文字を区別する点に注意してください。

1. Oracle 10g Instant Clientファイルを正しい場所にインストールします:
4D for OCIで利用できるようにするためには、「/Oracle」というディレクトリにインストールしなくてはなりません。さらにファイルのオーナーは「root」である必要があります。ファイルを正しい場所にインストールするためには次のようにします:

  • instantclient-basic-macosx-10.1.0.3.zipファイルをデスクトップに展開します。instantclient10_1というフォルダができます。
  • ターミナルウインドウを開きます。
  • 「sudo sh」コマンドを実行します。shシェルがrootで開きます。
  • 求められたらパスワードを入力します。
  • 「mkdir /Oracle」コマンドを実行します。
  • 「cp 」とタイプ入力し、デスクトップからターミナルウインドウへinstantclient10_1フォルダをドラッグ&ドロップします。まだreturnキーを押さないでください。
  • 「/* /Oracle」とタイプ入力します。この時点でコマンドは次のようになっているはずです:
    sh-2.05b# cp /Desktop/instantclient10_1/* /Oracle

  • returnキーを押します。Instant Clientファイルが「/Oracle」ディレクトリにコピーされます。
  • ターミナルウインドウを開いたまま、次のステップに進みます。

    2. 必要なOracleライブラリを正しい場所にコピーします。

  • 「cp /Oracle/libclntsh.dylib.10.1 /usr/lib/libclntsh.dylib」コマンドを実行します。
  • 「chmod 777 /usr/lib/libcIntsh.dylib」コマンドを実行します。
  • 「exit」コマンドを実行してrootモードを終了します。
  • ターミナルウインドウを開いたまま、次のステップに進みます。

    3. 4D for OCIを使用するユーザのためにenvironment.plistファイルを作成します。

  • 「cd ~」コマンドを実行してホームディレクトリに移動します。
  • 「mkdir .MacOSX」コマンドを実行します。「.」を忘れないでください。
  • 「environment.plist」という名称のMacintosh設定ファイルを作成します。これはXML形式の標準テキストファイルです。プロパティリストエディタ、標準テキストエディタ、ターミナルの「vi」コマンドなど、どんな方法で作成するにせよ、次のような内容で作成するようにしてください:

    <?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?>
    <!DOCTYPE plist PUBLIC "-//Apple Computer//DTD PLIST 1.0//EN" "http://www.apple.com/DTDs/PropertyList-1.0.dtd">
    <plist version="1.0">
    <dict>
    <key>DYLD_LIBRARY_PATH</key>
    <string>/Oracle</string>
    <key>ORACLE_HOME</key>
    <string>/Oracle/OCI/oci</string>
    <key>ORA_NLS33</key>
    <string>/Oracle/OCI/oci/ocommon/nls/admin/data</string>
    <key>TNS_ADMIN</key>
    <string>/Oracle/OCI/oci/network/admin</string>
    </dict>
    </plist>


  • ファイルを「.MacOSX」以外の場所に作成してしまった場合、「.MacOSX」フォルダに移動してください。Finderは、デフォルトの設定で「.」から始まるフォルダ(UNIXの隠しフォルダ)を表示しないため、移動はターミナルで実行する必要があるかもしれません。ターミナルでファイルをコピーするには、次のようなコマンドを実行します:

    cp /environment.plist ~/.MacOSX


  • ファイルが正しい場所に作成されたのであれば、ログアウトし、再度ログインします。

    注記:Instant Clientファイルを「/Oracle」にインストールしないのであれば、4D for OCIコマンドの「OCISetEnv」を使用してORACLE_HOME、ORA_NLS33、TNS_ADMINの値を設定する必要があります。environment.plistファイルの内容から分かるように、4D for OCIプラグインはデフォルトで次のような環境変数の値を使用するからです:

    ORACLE_HOME=/Oracle/OCI/oci
    ORA_NLS33=/Oracle/OCI/oci/ocommon/nls/admin/data
    TNS_ADMIN=/Oracle/OCI/oci/network/admin


    4. TNSNAMES.ORAファイルを作成します。

    Windowsの場合と同じように、OracleマシンのターゲットIPアドレスを設定するためにTNSNAMES.ORAファイルを作成する必要があります。

  • テキストエディタで次例のようにTNSNAMES.ORAファイルを作成します:

    oracle4d =
    (DESCRIPTION =
    (ADDRESS_LIST =
    (ADDRESS = (PROTOCOL =TCP)(HOST = 10.96.0.61)(POST = 1521))
    )
    (CONNECT_DATA =
    (SERVICE_NAME = oracle4d)
    )
    )


    HOSTパラメータは実際のOracleサーバIPアドレスに設定してください。

  • 作成したファイルをターミナルコマンドで「 /private/etc」ディレクトリに移動します。

    以上で4D for OCIプラグインがOracle 10g Instant Clientと共に使用できるようになります。

    Oracle 8.1.7 Clientのインストール:



    必要なOracle Clientファイルは次の場所からダウンロードできます:

    http://www.oracle.com/technology/software/tech/java/sqlj_jdbc/htdocs/macsoft.html

    「Oracle 8i v8.1.7.1 OCI / Mac OS X download」というリンクを選択してください。

    必要なライブラリの名称は「libclntsh.dylib」です。

    インストール場所は「/usr/lib」でなければなりません。

    ダウンロードした「Oracle_8.1.7.1_Client.zip」ファイルを展開すると作成される「Oracle_8.1.7.1_Client/lib」ディレクトリの中に「libclntsh.dylib」があるはずです。

    1. ターミナルウインドウを開きます。
    2. 「sudo sh」とタイプ入力してreturnキーを押します。
    3. 管理者パスワードを入力します。
    4. 「cp」とタイプ入力して「libclntsh.dylib」ファイルをターミナルウインドウにドラッグ&ドロップします。
    5. この時点でコマンドは次のようになっているはずです:

    sh2.05b# cp /blah/Oracle_8.1.7.1_Client/lib/libclntsh.dylib


    6. 「/usr/lib/libclntsh.dylib」とタイプ入力してreturnキーを押します。

    以上で4D for OCIプラグインがOracle 8.1.7 Clientと共に使用できるようになります。