Tips

4D 2004の動的キャッシュサイズ

日付2006/06/22
ID36537 (英語原文参照)
バージョン2004.1
プラットフォームMac & Win

環境設定のデータ管理ページ(「データベース」テーマ)には、アプリケーションメモリとデータベースキャッシュサイズを設定する箇所があります。それぞれのサイズは「動的キャッシュ計算」モード、あるいは強制モードで設定することができます。

強制モードとは、「動的キャッシュ計算」チェックボックスが外されている場合の設定方法です。設定できる項目は「サイズ」だけであり、ここで4Dのデータベースキャッシュサイズを決めることができます。マシンに豊富なリソースが存在したとしても、それ以上のキャッシュが使用されることはありません。



動的モードとは、「動的キャッシュ計算」チェックボックスが有効にされている場合の設定方法であり、設定した範囲内でより柔軟にメモリが配分されるモードのことです。



「予約する物理メモリ」とは、システムおよび他のアプリケーションのために「予約」しておくメモリのことです。

「利用可能なメモリからキャッシュに使用する率」とは、システムに存在する利用可能なメモリから前述の「予約するメモリ」を差し引いたメモリの中でデータベースキャッシュとして使用するメモリの割合のことです。

最大サイズとは、データベースキャッシュの最大物理サイズのことです。
「利用可能なメモリからキャッシュに使用する率」を計算した結果が最大サイズを超える場合、データベースキャッシュは最大サイズに設定されます。

最小サイズとは、データベースキャッシュの最小物理サイズのことです。
「利用可能なメモリからキャッシュに使用する率」を計算した結果が最小サイズに満たない場合、4Dは利用可能なメモリから最小サイズのデータベースキャッシュを確保します。利用可能なメモリが最小サイズに満たなければ、データベースキャッシュのサイズは設定された最小サイズよりも小さくなります。

キャッシュサイズの計算方法:
たとえば、システムの物理メモリが1GB(1024MB)であるとします。システムのために「予約する物理メモリ」を256MBに設定したのであれば、利用可能なメモリは768MBとなります。「利用可能なメモリからキャッシュに使用する率」を80%に設定したのであれば、1024-256*0.80=614MBが4Dの使用できるメモリとなります。「最大サイズ」を512MB、「最小サイズ」を100MBに設定したのであれば、データベースキャッシュとして使用されるのは614MB中の512MBです。