すべての4Dコマンドをフォーミュラエディタで使用できるようにする
日付 | 2006/05/29 |
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ID | 43126 (英語原文参照) |
バージョン | 2004.4 |
プラットフォーム | Mac & Win |
4th Dimension 2004.4では、DesignerおよびAdministratorに限り、すべての4Dコマンドとプロジェクトメソッドの使用を許可する新しい環境設定オプションが設けられました。他のユーザがコールできるコマンドおよびメソッドは引き続き制限されます。このような選択的アクセス許可は、一般ユーザが実行できる操作をコントロールし、なおかつDesignerおよびAdministratorにはフルアクセスを可能にできるという利点があります。
アクセスを許可するには:
- 環境設定を開きます。
- アクセスページ(「アプリケーション」テーマ)を選択します。
- 「DesignerとAdministratorに対する、フォーミュラエディタ上での、コマンドやプロジェクトメソッドのフィルタを無効にする」というチェックボックスを有効にします。
開発中の段階では、このモードを使用することにより、あらゆるフォーミュラやレポートを自由にテストすることができます。
運用中の環境では、一時的にすべてのコマンドが実行できるようにするための手段としてこのオプションを利用することができます。つまり、ログインユーザを変更し(CHANGE CURRENT USERコマンド)、フルアクセスが許可された状態でダイアログまたはレポート出力プロセスをコールし、特定の操作が終了した時点でログインユーザを元に戻すことにより、目的の操作を実行することができます。
注記:環境設定の互換性ページ(アプリケーション」テーマ)にある「フォー ミュラエディタで、常にコマンドやプロジェクトメソッドの利用を可能にする」というチェックボックスを有効にした場合、上記のオプションは効力を失います。