Windows 2003 Server:RDC経由で4D Serverにアクセスする
日付 | 2006/02/17 |
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ID | 41793 (英語原文参照) |
バージョン | 2004.3 |
プラットフォーム | Win |
Windows 2003 Serverマシンに4D Serverをサービスとしてインストールしているような状況では、RDC(リモートデスクトップコネクション)で4D Serverにアクセスするのが理想的かもしれません。
Windows 2003 Serverで4D ServerにRDC経由でアクセスするためには、次の基本的な段階を踏む必要があります:
1. 4D Serverをサービスとして登録し、デスクトップと対話できるように設定する。
2. RDC経由でコンソールセッションにログインする。
ステップ1.
Windows 2003 Serverで4D Serverを正しくサービスとして登録するためには、次の手順を踏む必要があります:
- データベースを4D Serverで起動する。
- ファイルメニューから「現在のデータベースをサービスとして登録する」。
- 4D Serverを終了する。
- Windowsコントロールパネルの管理ツールに分類されているサービスウィンドウを開く。
- 4D Serverサービスを右クリックし、プロパティを表示する。
- ログオンタブをクリックする。
- ログオン:「ローカルシステムアカウント」を選択する。
- 「デスクトップとの対話をサービスに許可」チェックボックスが有効であることを確認する。
- OKボタンをクリックしてダイアログを閉じる。
- サービスを開始する。
ステップ2.
4D Serverサービスの所有者は"SYSTEM"アカウントになるため、4D Serverウィンドウを見るためにはWindows 2003 Serverのコンソールセッションにログインしなくてはなりません。コンソールセッションとは、リモートアクセスが実機を操作している場合と同じようにみなされることを意味します。そのようなセッションを開始する方法には次のようなものがあります:
1. RDP接続ファイルを作成して編集する。(テキストエディタ等を使用)次の一行を追加します:
connect to console:i:1
2. コマンドラインで次のコマンドを実行します:
mstsc /console /v:servername
上記の場合、"servername"は接続先のサーバ名を指しています。
以上のステップを踏むことによって、4D Serverのウィンドウ(およびその他のSYSTEMプロセス)をRD経由で見ることができるようになるはずです。
この問題に関するMicrosoft社の記事があります:
http://support.microsoft.com/kb/278845/