Case文の応用編レッスン
日付 | 2005/09/26 |
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ID | 39327 (英語原文参照) |
バージョン | 2004 |
プラットフォーム | Mac & Win |
Case文を使用して、ある条件を満たす限り、またはエラーが起きない限り、一連のメソッドを続けて実行するようなプログラムを書いてみましょう。ポイントは、続ける理由がなくなった時点でメソッドの実行をとりやめるようにするということです。
コールされるメソッドは、それぞれ正しく実行されるとTrue、エラーまたは条件が満たない場合にFalseを返すように作られているとします。Not(True)はFalseを返すので、すべてのメソッドがTrueを返すとCase文の条件分岐はElseとなり、$ReturnにTrueが返されてすべてのメソッドが正しく実行されたことを示します。
具体的な例を考えてみましょう。以下はふたつのスケジュール項目を解析し、それがユーザに関係があるイベントであるかを調べるとともに、日時が重なっていないことを確認するルーチンです。
最終的にTrueが返されれば、両方ともユーザに関係があり、かつ同時刻のイベントです。どちらかがユーザに関係のないイベントであれば、時刻の比較は省略されるので、処理時間を節約することができます。