Webサービスに繋がりません
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カテゴリー | Web関連 |
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4Dのプロジェクトメソッドは、SOAPのサービスとして公開することができます。またこのときにWSDLファイル(WSDL文書)と供に公開することができます。これを「Webサービス」と呼称しています。
SOAPのサービスをWSDLファイルと供に公開する時には、次の5つの条件が必要になります。
- SOAPサービス用のプロジェクトメソッド(Webサービスメソッド)を用意
- 上記メソッドのプロパティの「Webサービスとして提供」がチェックされている
- 上記メソッドのプロパティの「WSDLで公開」がチェックされている
- 環境設定の「Webサービスリクエストを許可する」オプションがチェックされている
- Webサーバを起動する
このように準備を行うとWebサービスのクライアントがWSDLファイルにアクセスできるようになり、WSDLファイルに記述されたSOAPのサービスとして公開されたWebサービスメソッドにアクセスできるようになります。
正しくWSDLが公開されたかを調べる方法として、Webサービスへサブスクライブ(アクセス)できるか試してみることは有効な方法です。4DのWebサービスにおけるWSDLファイルのURLは、次のようなものになります。
- http://www.myserver.com/4DWSDL(RPCモード)
- http://www.myserver.com/4DWSDL/DOC(DOCモード)
もし4DのWebサービスウィザードを使って自分自身で公開しているWebサービスへサブスクライブするのであれば、Webサービスウィザードを起動してURL欄に「http://127.0.0.1:80/4DWSDL」と入力してください。このうち80はWebサーバとして公開しているポート番号ですが、ご自身の環境にあったポート番号を指定してください。正しく公開されていれば、Webサービスウィザードの左側のスクロールエリアに階層リストとしてメソッドの名前を見つけることができるはずです。
もしリストが表示されないのであれば、アクセスいているURLを確認してください。必要なら前述の5つの項目もチェックしてください。
ライセンス
Webサービスをテストで行う目的であれば、ライセンスは特別必要ありません。Webサービス用のライセンスがインストールされていない環境では、Webサーバを動作後30分間Webサービスへのアクセスが可能です。
運用目的の場合には、Webサービス用のライセンスが必要になります。Webサーバ用のライセンスとは別のものですので、導入の際にはご注意ください。
参考資料
Webサービスの公開の方法等の詳細は、4Dデザインリファレンスにまとめられております。ご利用のバージョンに合ったデザインリファレンスの「Web サービスの公開と使用」の章をご参照ください。
最新ドキュメントダウンロードページ
http://www.4d-japan.com/products/download/documentation.html