FAQ

大量の4D Clientをアップグレードするのが大変なのですが

ID105
カテゴリー4D 2004関係 コンパイルとビルド 運用
プラットフォーム

4D 2004からは、4D Clientのアップグレードを自動化することができます。

4D Clientの利点と欠点

4D Clientは4D Serverに接続して利用するためのクライアントアプリケーションです。4D上で動作するプログラムに変更がされたときには、自動で変更されたプログラムをサーバからダウンロードして実行します。このためクライアントアプリケーションのプログラムを配布する手間が省ける利点があります。

ところが4D Clientそのものがバージョンアップしたようなとき、4D Clientを入れ替えるには、クライアントマシン上で手作業で行う必要がありました。しかし、4D Client / Server 2004では、その必要もありません。4D Serverに置かれた4D Clientを自動配信する仕組みが備わりましたので、4D Clientを起動して4D Serverに新しいバージョンの4D Clientを発見すると自動でアップグレードされます。

4D Client自動アップグレード

自動アップグレード機能を使うためには、そのデータベース専用の4D Clientアプリケーションをビルドする必要があります。ビルドされた専用アプリケーションは、そのデータベースにしか接続できなくなりますが、別の見方をすれば、起動すると直ぐに4D Serverに接続されて使えるのでとても便利です。専用アプリケーションを4D Server側の決められたフォルダに入れると、自動アップグレードの準備は完了です。

詳しい方法は、アップグレードマニュアルもしくはデザインリファレンスまたは、下記URLのテクニカルノートをご参照ください。

テクニカルノート:4D Client自動アップグレード