添付ファイルのエンコーディングを最適化する
| 日付 | 2004/03/25 |
|---|---|
| ID | 31883 (英語原文参照) |
| バージョン | 2003.2 |
| プラットフォーム | Mac & Win |
この記事は、最新ではないバージョンに関連した方法について解説しています。
最新のバージョンでは推奨されていないか、または他の方法で簡単に実現できる可能性があります。
SMTP_Attachmentは、簡単に電子メールへのファイル添付を実現できます。添付ファイルは必要なエンコーディングが施されます。エンコーディング方式は、第３引数で様々な方式を指定できます。実際のエンコーディング作業は、SMTP_Sendが実行された時に行われ、ファイルサイズによっては時間が掛かることがある点を考慮しなければなりません。複数の同じメッセージで送信する場合には、効率が悪いことが予想されます。
このような場合の対策としては、IT_Encodeを使いますSMTP_Sendの前に１度だけIT_Encodeを実行しファイルをエンコードしておくことで、無駄な処理を効果的に排除できます。例えばBase64にエンコードしたファイルを送信するコードは次のようになります。
$error:=IT_Encode ("";"";2)
$error:=SMTP_Attachment ($smtp_id;"";-2)
SMTP_Attachmentのパラメータが負数であることに注目してください。この負数の意味は、すでにエンコーディングされていることを表し、電子メールクライアントが正しくデコードするための正しいヘッダ情報を追加することを指示します。詳しくはリファレンスを参照してください。