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ストラクチャファイルの更新がディスクに書き込まれる条件

日付2011/05/25
ID76305 (英語原文参照)
バージョンv12
プラットフォームMac/Win

ストラクチャファイル(拡張子4DB)は, それ自体がストラチャ情報の収録されたデータベースです。つまり, 4DBファイルの管理には, データファイルと同じデータベースエンジンが使用されています。ストラクチャの更新は, レコードと同じようにキャッシュされていますが, レコードのようにログファイル(拡張子journal)に記録されているわけではないので, どちらかといえば4D v12のエクスターナルデータベースに近いということができます。

いずれにしても, ストラクチャファイルの更新はデータファイルと同じ条件でディスクに書き込まれています。

つまり, 

  • コンパイルを開始した。
  • デザインモードからアプリケーションモード(あるいはその逆)に切り替えた。
  • FLUSH BUFFERSコマンドを実行した。
  • データベース設定の「ディスク書き込み」周期時間が経過した。
  • 上記いずれかの条件でフラッシュが実行されます。最後に挙げた条件に注目してください。開発中は, 意図的にディスクへのキャッシュ書き込み周期を短時間に設定し, 更新が頻繁に保存されるようにすると良いかもしれません。