Tips

VERIFY DATA FILEコマンドのログのHTML化

日付2010/12/28
ID10-017
バージョン12
プラットフォームWin & Mac

VERIFY DATA FILEコマンドで、データベースの検証を行うことが出来るようになりました。しかし、このコマンドで検証した時のログはXMLで書き出され、ログを直接見ても判りにくいと思うことがあるかもしれません。ログを直接見て判断できるようにしたい時には、4D内部にあるXSLを使ってHTML化することをお勧めします。

変換コード

変換コードは実にシンプルです。

  //ファイルを検証する
VERIFY DATA FILE(Structure file;Data file;Verify All;0;"")

  //ファイルパスを得る
$fileLogXlm:=Get 4D folder(Logs Folder)+"log_Verify_Log.xml"
$fileLogXslt:=Application file+Folder separator+Replace string("Contents/Resources/ja.lproj/Log.xsl";"/";Folder separator)
$fileLogHtml:=Get 4D folder(Logs Folder)+"log_Verify_Log.html"

  //HTML化する
XSLT APPLY TRANSFORMATION($fileLogXlm;$fileLogXslt;$fileLogHtml)

ポイントは、4D内部のXSLを使ってXSLT APPLY TRANSFORMATIONコマンドでHTMLに変換するところです。このXSLは、4DのMSCで実際に使っているものですので、MSCと同じHTMLのログを得ることができます。

このコードで変換されたログファイルは、データベースフォルダ内のLogsフォルダにlog_Verify_Log.htmlというファイル名で生成されます。