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リストボックスの「非表示行の配列」

日付2008/10/24
ID08-052
バージョン
プラットフォーム

配列タイプのリストボックスは、任意の数の行を非表示に設定することができます。リストボックスオブジェクトのプロパティリストには、「非表示行の配列」という新しい項目が追加されました。リストボックスの行数と同一の要素数を有するブール型の配列を使用することにより、リストボックスのそれぞれの行につき表示/非表示のステータスを決めることができます。

行を非表示に設定するのであれば、要素にTrueを代入します。行を隠さないのであれば値をFalseに設定します。

特にこのプロパティを使用しない場合、または設定された配列が空の場合、リストボックスの行はすべて表示されます。

非表示行の配列の操作は、行の表示ステータスだけに影響します。隠されている行の配列要素は健在であり、プログラミングを通してアクセスすることができます。行数を取得するコマンドは、表示の如何に関係なく、行の総数を返します。

リストボックスの「非表示行の配列」を調べるには、GET LISTBOX ARRAYSコマンドを使用します。