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デバッグの手法

日付2006/11/07
IDf1198 (英語原文参照)
バージョン2004
プラットフォームMac & Win

ランタイムエクスプローラを使用し、ブレークポイントに条件を定義するデバッグ方法、たとえば「$total:=$total+compteur」という行にブレークポイントを設置し、条件(ランタイムエクスプローラのブレークタブ)に「compteur>3」を定義する方法に慣れているとしましょう。

この場合、ブレークポイントで条件「compteur>3」がTrueであればデバッガが起動します。

これに対し、条件に「$total>6」を定義した場合、ブレークポイントでデバッガが起動することはありません。条件にローカル変数を使用しているためです。

いろいろな条件が想定されるメソッド、たくさんの変数を使用しているメソッド、ループの中でコールされるためにトレースが困難なメソッドなどの場合、次のデバッグ方法が効果的です。

ON ERR CALL("SurErreur")でエラーハンドリングメソッドをインストールし、そのメソッドにTRACEコマンドを記述します。

エラーが検出されるとSurErreurメソッドがコールされ、デバッガが起動します。

デバッガ一番右のボタン「Step Out F7 呼出元へ戻る」をクリックすれば、エラーを発生させたメソッドに戻ることができ、デバッガで各ローカル変数の値、およびERRORシステム変数の値を確認することができます。