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スペルチェック辞書のカスタマイズ

日付2006/05/19
ID43043 (英語原文参照)
バージョン2004.4
プラットフォームMac & Win

4th Dimension 2004.4には、スペルチェックが認識する単語を事前に登録するためのメカニズムが実装されています。このメカニズムにより、特定の業種、業界、団体に特有の用語に対応した特製の辞書をあらかじめ作成できるようになりました。

メインの辞書に対して、複数のカスタム辞書を同時に使用することができます。

カスタム辞書は、Spellcheckフォルダの中にあるメイン言語のサブフォルダの中にテキス ト形式のファイルを配置するだけでインストールすることができます。拡張子が「.txt」 であれば、ファイル名は自由に設定することができます(例:astronomy.txt)。メイン言語のサブフォルダは、4th Dimension 2004に最初から存在します。その場所は次のとおりです。

- Windows:(4Dアプリケーションのフォルダ)¥4D Extensions¥Spellcheck¥
- Mac OS:(4Dアプリケーションパッケージ):Contents:4D Extensions:Spellcheck:

メイン言語のサブフォルダ名は、スペルチェックの主要な言語名に対応しているので、 決して変更しないでください。

- English
- French
- German
- Spanish

それぞれのフォルダには、デフォルトの単語ファイルが含まれています。このファイルに単語を追加する、あるいは別の単語ファイルを追加することによって、カスタム辞書を拡張することができます。

スペルチェック辞書ファイルには、次のようにキャリッジリターンコードで区切られた単語のリストを記述します。

4D
Server
Runtime

独立した単語(例:boogie)またはハイフンで連結された表現(例:boogie-woogie)は登録することができますが、スペースで区切られた一連の単語で構成された表現(例: Boogie Woogie)を登録することはできません。

WindowsとMac OSでは、キャラクターセットが違うため、各プラットフォーム用のテキ ストファイルを別個に用意する必要があります。ファイルはそれぞれのプラットフォームで作成し、それぞれのプラットフォームで保存するようにしてください。

特製の辞書ファイルは、標準の辞書と同じようにアプリケーションの起動時にロードされます。辞書の言語は、アプリケーションで使用される言語によって決まります。セッション中、SET DICTIONARYコマンドを使用することにより、辞書を切り替えることができます。この場合、選択された辞書の言語フォルダにカスタム辞書が存在すれば、それも一緒にロードされます。