4D Japan Knowledge Base

オブジェクトのテンプレート

4th Dimension 2004では、オブジェクトのテンプレートを作成することができるようになりました。これにより、データベース全体でオブジェクトタイプごとに特有のテンプレートを設定することができます。その場合、新たに作成されたオブジェクトは、テンプレートで設定されたプロパティを始めから有していることになります。テンプレートには、配置座標とオブジェクトメソッドを除くすべてのオブジェクトプロパティが保存されます。

このシステムを利用する場合、コンテキストメニューの項目「テンプレートとして使用」を選択します。コンテキストメニューは、選択したフォームオブジェクトの上で右クリック(Windows)/controlを押しながらクリック(Macintosh)で表示することができます。

次の例では、テキストオブジェクトをテンプレートとして使用しているので、後から描画されたテキストオブジェクトは、デフォルトでテンプレートのプロパティが設定されています。




オブジェクトのテンプレートをクリアする場合、それを上書きする新しいテンプレートを使用します。あるいは、環境設定のフォームエディタページ(「デザインモード」テーマ)で「すべてのカスタムテンプレートをクリア」を選択することによってまとめてリセットすることもできます。